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[ミーティングの具体的案内はここをクリックして下さい] 「アルスタウンミーティングシリーズ2011」 原子力平和利用:過去の総括と次世代への提言 2011.3.11に東日本を襲った大地震と大津波は、東北・北関東地方に大きな災害をもたらしました。被災地の復旧が最大の問題でありますが、この災害の中で突出して国際的にも注目されている事故が福島原発事故であります。 この事故を地震・津波による天災と考える人は多いようですが、全くの誤りで初期対応の失敗による人災事故であります。しかもその原因は半世紀余りの歴史を持つわが国の原子力開発事業の過ちの蓄積によるものです。原子力発電を強引に推進してきた電力業界とそれを支えた政界•官界の責任を問う声は大きく、世界の原発反対運動を刺激しています。 福島原発事故は、科学と社会の結びつきにおける重大な問題を提起しています。科学の社会貢献は科学者に課せられた大きなテーマであります。原子核研究者は核分裂という原子核反応の特異な現象を発見しました。人類は核エネルギーを手に入れました。その科学の成果は最初、戦争に貢献しました。とんでもない貢献:原子爆弾です。その恐ろしさに社会は立ちすくみました。誰もがその恐ろしさを理解した時、もう一つの大きな社会貢献の可能性の追求が始まりました。原子力の平和利用です。核エネルギーの利用、同位元素の利用、放射線医療などなど限りなく多くの可能性が広がっています。しかし、平和利用においても安全性への配慮は重要であります。極度に厳しい規制のもとで科学者は研究を進めています。 原子力発電は桁違いに危険な技術であります。莫大な量の放射性物質を蓄積するからです。この危険性は菊池正士先生が指摘して居られました。このような先進技術の安全性はそのハードな部分だけではなく、その運転管理に関わるソフトな部分が重要であります。福島の人災事故では、初期対応の拙さに始まり、その結果として次々起る危機的事態に対する対応に失敗を重ね事故を大きくし、東京電力、経産省保安院の無力さを露呈しました。そこに見られたものは、日本の大企業の閉鎖性、縦割り官僚制度の弊害、などなど、日本の後進性でした。 既に、原子力発電の今後の在り方について様々な意見が表明され、マスコミによる性急な報道が混乱を招きつつあります。原子力発電の今後については、先ず「日本の後進性」と断じたソフトな部分の改善が必須条件でなければなりません。それがなければ原子力発電の安全性は護れません。 原子力事業における「日本の後進性」を考えるには、半世紀に亘る過去の姿を総括し次世代を考えることが必要であります。半世紀に亘る原子力事業の事後評価です。「アルスの会」の能力を超えているかもしれません。しかし、公的な機関や組織による評価は当てになりません。充分に時間をかけて検討作業を進めたいと考えます。 以下のようなテーマによるミーティングを企画しています。各テーマに付記するコメントはあくまでも議論の素材或は叩き台として記します、異論を刺激するためでもあります。ここに挙げるテーマに限らず、テーマは公募として自由な提案を受け入れられるよう努力を惜しまないつもりでいます。[ミーティングの具体的案内はここをクリックして下さい] [福島原子炉事故] ・[A-1] 福島原発事故から学ぶこと ・[A-2] 福島原発事故と東海村JCO事故 ・[A-3] 放射能汚染対策と風評被害 ・[A-4] 世界の核兵器実験による汚染 - - - - - - - - - [原子力創成期の期待] ・[B-1] わが国における原子力平和利用の原点 ・[B-2] 原子核研究者と原子力の夢 ・[B-3] 原研創立期の期待と不安 - - - - - - - - - [原子力開発研究の軌跡] ・[C-1] 国産1号炉の建設 ・[C-2] コールダーホール型黒鉛炉の導入 ・[C-3] 動力試験炉の導入 ・[C-4] 高速増殖炉開発の努力 ・[C-5] 原子力船の開発 ・[C-6] 海底資源開拓と原子力潜水艇の開発 ・[C-7] 原研RI製造部の廃部 - - - - - - - - - [エネルギー資源の未来] ・[D-1] 代替エネルギー源開発 ・[D-2] 電力事業の開放 ・[D-3] 原子力発電の今後 - - - - - - - - - [原子力文明の開拓] ・[E-1] 文化と文明 ・[E-2] 学術行政と科学技術行政 ・[E-3] 原子力工学の人材養成 ・[E-4] 目的研究と基礎研究 - - - - - - - - - |
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アルスの会 〜文化としての学術を護る 学術文化同友会〜